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Channel: 楽天 みんなで解決!Q&A 新着質問(社会/208)
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やらせ霊視番組でさえ「テレビなんだからアリ?」

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先頃別の質問で、 『江原啓之氏の霊視番組はヤラセである筈なのに何故業界関係者等から「やらせ」を証明する決定的な証言が未だに出て来ないのか』 との主旨で質問を立てたところ、回答者の殆どは、 「あれがヤラセであることは【みんな知っている】のだから、やらせじゃないかと文句つける方がナンセンスだ」 との回答でした。 しかしそもそも、霊視がヤラセだと本当に社会の人間が【みんな】知っているのならば江原氏がヤラセで荒稼ぎをする事自体が無理です。江原氏のような自称霊能者をさしたる根拠もなく信じてしまうような人達は、実際に数多く存在するからです。 だからこそ江原氏がかつて土曜のゴールデンで出演した『オーラの泉』はテレビ不況のこのご時世、15%近い最高視聴率を取り、江原氏の著書を各出版社が競うように刊行して飛ぶように売れ、江原氏の講演会のチケットは毎回のように完売御礼となる訳ですから。 もし仮に、日本国内で江原氏や自称霊能者が荒稼ぎする事が殆ど不可能な状況に、国民全体の意識レベル的にか当局の捜査体制的にかの何れかの理由によって「なっている」のであれば、江原氏や自称霊能者を信じてしまうような人達を「極めて例外的な存在」として【みんな】の枠の中から除外してしまっても問題は無いでしょうが、 江原氏肯定派または江原氏の霊能力を本物であると肯定する人間が現実に無視できない数で存在している以上は、やらせ霊能力番組なんてヤラセだと【みんな知っている】から別に構わない、楽しめれば全然アリだろと云う主張は流石に乱暴過ぎやしませんか。 だからこそ放送倫理規定にも 「オカルトや心霊など科学的に判然としない内容を断定的に放送してはならない云々」 の規定が存在するんですし。 薬害肝炎訴訟でも小沢一郎氏の裏金問題でも、社会に存在する問題の内どれ一つだけを特別に問題視するかは完全に個人の自由で、自称霊能者を信じてしまうような人間を巡る問題には興味が無いと云うのも全然自由ですが、しかし現実に無視できない規模または深刻さで存在している問題に対して、存在してないかのように扱うのは可笑しいでしょう。 信じてしまうような人達も無視できない規模で存在する以上、信じてしまうような人達に対しては詐欺の片棒を担いでいるだけのやらせ霊視番組でさえテレビなんだから「楽しめればそれでアリ」とはとても思えません。 どの様に思われますか。

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